こんにちは、マツオカです。
今回は「記事外注」に関して、少し経験者向けの内容になります。
記事外注の方式は大きくタスク方式とプロジェクト方式に分けられるんですが、
ここで一般的に言われるのは「タスク方式=早い&低単価&低品質」で、「プロジェクト方式=ゆっくり&高単価&品質もそこそこ」かと思います。
それぞれ依頼の仕方や作業の進め方がそもそも違うのでこういった違いが出てくるのは確かですが、結局どちらもお金をかければスピード&クオリティを爆上げすることは可能なんですよね。
今回は記事外注における2つの方式のより具体的な違いや、これまでの経験から僕が2つをどうやって使い分けているかを紹介します。
タスク方式とプロジェクト方式の位置づけ
まずはじめに僕の立ち位置として、現在50人以上のライターさんに記事を作成してもらっていて、これはすべて「プロジェクト方式」でやっているものになります。
一方で、タスク方式でもこれまで100記事以上はやっていて、両方の特徴やメリット・デメリットをある程度理解していると思います。
今回は説明を簡略化するために、すべてランサーズを例として進めていきます。
タスク方式
・すべてランサーズ上で完結
・実はかなり時間が取られる
「〇〇について××文字記述してください」というのがタスク方式です。文字だけ買っているという感じ。
作業はすべてランサーズ上で完結し、相場(文字単価)も低いため「早い&低単価」という位置づけが成立するんですね。
実際にこれまでやった感じからして、10記事程度であれば文字単価0.1円前後でも1日で集まるので、一見「早いし量産に向いている」ように思えますよね。
しかし、実際にワードプレス等CMSに投稿するのは自分で、正直これがかなりの時間が取られるんです。
タイトルやメタディスクリプションを考えたり(タスクに入れたこともありましたが、到底ヒットしなさそうなものばかりだった)、画像を挿入したり、文字装飾をしたりとかなりの時間が取られます。
「ただコピペするだけ」と思っていたらその倍以上はかかると思っていいです。
ワードプレスへの投稿を外注してもいいですが、そこにまたお金がかかってしまうので、タスク方式で安くしている意味がわからなくなります。
プロジェクト方式
・クオリティはタスクと変わらない
・自分の時間を最大限セーブできる
記事の作成から装飾、画像の挿入、記事の公開まですべてやってもらえるのがプロジェクト方式です。
相場で言えば文字単価0.3〜0.5円程度で、タスク方式に比べると高いです。
もちろんランサーズ上で完結するはずもなく、ワードプレスにライターさんを招待して1記事1記事作成してもらうことになります。
書き方のセオリーやサイトの構造を共有・教育していく必要もあるので、一見「ゆっくり更新」に思えるかもしれません。
しかし、一度これらの事項を共有してしまえばほとんど自分の手を動かす必要がないのが「プロジェクト方式」です。
そもそも記事外注って自分の時間をセーブするために行うものなので、どうせ時間が取られるなら自分で書いたほうがいい記事ができるのです。
記事作成のスピードも、人数を増やせばクリアなので正直タスク方式にする意味は無いとすら思っています。

プロジェクト方式でも文字単価0.1円
「タスク方式=安い」「プロジェクト方式=高い」という位置づけは、必ずしも成立するとは限りません。
というのも、僕がプロジェクト方式で外注している記事はすべて文字単価0.1円前後でお願いしています。
一般的な位置づけとしては、タスク方式よりプロジェクトのほうが良いけどお金がかかる、というものが多いと思います。
ただ、もしかかるお金が同じであれば「プロジェクト方式」のほうが絶対にいいですよね。
価格を抑える仕組み
他の記事でも何度も紹介しているので詳しくは割愛しますが、ポイントは「報酬をお金以外で」です。
つまりライティングのスキルや知識を報酬として渡すことで、金銭のやり取りを最低限に収めるということです。
この仕組みをとことん解説した記事を貼っておきます。
プロジェクト方式も品質は普通
さすがに文字単価0.1円でプロのライターさんにお願いするというのは無理があります。
つまりクオリティは”いくら払うか”に左右されるということですね。
でも正直、僕はクオリティを求めるなら自分で書けばいいと思っています。
外注はあくまで”量産”を目的に据えて、できるだけ安くしたほうが良いんですよね。
「安いプロジェクト方式」が最適解
以上が僕の考えるタスク方式とプロジェクト方式の使い分けです。
僕としてはプロジェクト方式で値段を抑えるのが最適解かな、と思っていますが、タスク方式が完全に悪いとも思っていません。(100記事以上タスクでやってるくらいなので。)
サイトの運営方針は運営者さんごとに異なるでしょうし、一人ひとりにあったやり方を採用してもらえばいいと思います。
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もっと詳しく、具体的に、という方へ。
僕のこれまでの外注ノウハウをすべて(まじですべて)詰めこんだ記事を下記に貼っておきます。
ということで今回は以上になります。
最後まで読んでいただきありがとうございます!
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