<労働オワコン?>問題→「日本企業で働く」=「生産性が低すぎる」

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<労働オワコン?>これからは「総経営者時代」だ!

今年2月、堀江貴文氏が『僕たちはもう働かなくていい』という本を出しました。

働かなくていいって、そんなわけないですよね。

 

ですがAIやロボットの登場により現在の「労働」の形は近い将来、間違いなく変わっていきます。

第四次産業革命とよく言われますが、実際のところ「労働」の形が現在進行形で変化しています。

 

過去の産業革命を振り返ってみると、

石炭産業から石油産業へ、その次はインターネットへと、産業の構造は大きく変わってきました。

 

そして現代、従来の「労働」がAIとロボットに”奪われようと”しています。

仕事が奪われるという表現一つとっても一度再考すべきだと僕は思います。

というのも、AIやロボットで代替できる仕事というのはもはや生身の人間がする必要のない仕事とも言いかえることができるんですよね。

 

そんな背景から、NewsPicksなどの感度の高いメディアでは「労働は悪である」という論調ですら語られているわけです。

今回は、第四次産業革命を迎え、「労働」がこれからどのように変化していくのかを考察していきます。

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「労働は悪」なのか?今の仕事の8割がなくなる

指が合わさっている画像

以前の記事でも紹介してますし、もはや周知の事実ですが

AIやロボット技術の発達により、今ある仕事の8割以上はなくなることが予想されています。

実際、数年前までは日本企業の就職先ランキングトップの常連だった企業も、

経営の効率化を図って、数千人規模の大リストラを行っています。

3銀行大リストラ時代 3.2万人分業務削減へ - 日本経済新聞
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富士通・NEC、やまぬリストラ GAFAに後手 - 日本経済新聞
国内のIT(情報技術)サービス大手のリストラが続いている。富士通とNECは今春までにそれぞれ約3千人がグループを去る。2000年代以降ハードウエアで中韓勢に押され、最近では米グーグルなどIT大手「GAFA」の台頭で後手に回る。今後はITエンジニアを自社に抱え込む顧客企業との人材争奪も加わり、経営環境は一段と厳しさを増し...

単純作業はやろうと思えばロボットが24時間365日休まず正確にこなせるんですから当然ですね。

 

とはいえ、仕事がなくなる一方で新たな仕事も生まれてきます。

実際に過去を振り返ってみれば産業革命のたびに既存の産業は崩壊し、

新たな産業が生まれています。

 

言ってしまえば文明が発展する過程での新陳代謝にほかならないですよね。

 

これから生み出される「労働」の形は苦行のようなものではなく

人間にしかできない、よりクリエイティブでよりユニークなものになるべきです。

つまり別に労働は悪ではありませんよ。

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サラリーマンから「経営者」へ

馬に赤いパーカを見せている画像

YouTuberは小学生の「将来なりたい職業ランキング」でトップの常連になりましたね。

従来では考えられなかった働き方が職業として成立する時代です。

YouTuberやプロブロガー、ゲーム実況者、プロゲーマー、SNSのインフルエンサーなどなど

「ひたすら夢中になっていたらそれが職業になっていた」が一つの形として成立しています。

 

はじめしゃちょーやヒカキンも最初からYouTuberが職業になるとは思っていなかったでしょうし、

動画やゲーム、SNSが楽しくて、のめりこんでいたら

いつの間にかそこに膨大なカネが集まっていただけだと思います。

 

加えて「楽しい」を仕事にするハードルも以前に比べたら格段に下がっていきます。

この分野では2chの創設者である「ひろゆき」氏は先駆者ですよね。

例えば生活のコストはこれからだんだんと下がっていきます。

 

・都会に住む必要がなくなり生活費が安くなること

・産業がどんどん効率化され、生活必需品の価格が安くなること

・映画や音楽などの娯楽もサブスクリプションモデルにより格安になっていること

 

「楽しい」を仕事にすることはたわごとや非現実的なことではなくなりつつあるんですね。

経営者のハードルは低い

というか「プチ経営者」というか「なんちゃって経営者」というか。

経営者を決裁権を持つという意味の経営者には簡単になることができます。

というのも、YouTubeのチャンネルを自分で運営しているということはつまり自分が決定権をもっているわけなので、経営者ということができます。

ブログなども同様ですね。収益が少しでも発生しているということは一人でやっていたとしても経営者ということができます。(ぷち経営者)

かく言う僕もライターさんを現在40人雇って複数のサイトを運営しているので、経営者ということができますよね。

僕でも出来るくらいなのですから、「経営者」というもののハードルは別に高く無いということがわかります。

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結論→時間あたりの生産性を高めよう

AIやロボットの登場により、現在の「労働」の形は近い将来、間違いなく変わっていくでしょう。

これからAIとロボットに仕事を”奪われる”人になるのか、

自分で何らかの価値を発信していける人になるのか

これは非常に大きな分かれ道だと思います。

 

これは自分の生産性を高めるという意味でも非常に大切になってきます。

日本企業の生産性の低さはもはや常軌を逸しています。

 

自分のビジネスを確立し、少しでも生産性を高める努力を積み上げましょう。

 

もちろん全員がYouTuberやプロゲーマーになる必要はないと思います。

しかし、トヨタ社長の終身雇用の崩壊宣言に代表されるように

産業の構造が今まさに変化しているのは火を見るよりも明らかです。

 

このような時代に、いざとなれば自分で稼げる力を持っているということは

保険としてとても有効な手段でしょう。

 

僕も引き続きブログとプログラミングを継続しつつ、動画のスキルなども

身につけていきたいと思います。

今回は以上とします。

 

現在、日本は少子高齢化で人手不足問題が深刻だと騒いでいる。

しかし本当にそうだろうか?

仕事のAI化、ロボット化の流れはもはや止められないのだ。

本来、人がやらなくてもいい仕事、人に任せなくていい仕事をそれらにやらせ、

より付加価値の高い仕事に従事すればいいだけなのだ。

堀江貴文『僕たちはもう働かなくていい』

 

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