すみません、コラム2本目です。

前回「アップル製品は安い」と息巻いておりながらそれほど安くなかったわけですが、
実はパソコンで比較するとその差は歴然なんですよね。
iPhoneのほうが圧倒的にユーザーが多いのでiPhoneで比較したのが失敗でした。
はい、負け惜しみです。
リベンジじゃないですが、今回は「iPhoneは毎年買い替えてもあまりコストは変わらない」というテーマでお届けします。
一般的には2年おきとかに買い換える方がほとんどだと思うのですがかかるコストが同じなら毎年最新機種を使いたいですよね。
今回はマジですよ。はい。
iPhoneはキャリアで買うな【SIMフリー一択】
まず大前提として、iPhoneはキャリアで買っちゃダメです。
つまりアップルストアで買うということになります。
既にソフトバンク・ドコモ・auユーザーの方には申し訳ありませんが
今回紹介する方法は「格安シム」や、3大キャリアでも「持ち込み機種変更(手数料がかかります)」が前提になります。
理由①:単純に本体代が安い
わざわざ比較するまでもないですが、上記3大キャリアで買うよりも
アップルストアで直接買う方がどの機種でも数千円安くなります。

端末補助も考えたらキャリアのほうが安いんじゃないの?
はい、ひとまず比較表を見てみましょう。
◆比較表
iPhone11Pro | アップルストア | ドコモ | au | ソフトバンク |
---|---|---|---|---|
64GB | 106,800円 (80,100円) | 115,200円 (76,800円) | 115,733円 (67,227円) | 117,777円 (68,256円) |
128GB | 112,800円 (84,600円) | 129,600円 (86,400円) | 131,466円 (75,072円) | 135,111円 (76,920円) |
256GB | 144,800円 (108,600円) | 151,200円 (100,800円) | 155,066円 (86,880円) | 159,555円 (89,136円) |
カッコ内は各キャリアの2年後に返却義務のある端末補助を反映した額
アップルストアの場合は2年後の下取り額が1/4になるものとして計算。
この比較表でみた場合、端末補助を考慮した場合にはキャリアで購入したほうが安いということになるのですが
勘の良い方ならもうお気づきでしょうが、本来であれば「iPhoneを売るのはメルカリ」です。
ひとまずここでは「単純に下取り価格では比較できない」ことを抑えておいてください。
さらにキャリアでの契約だともれなく「2年契約」と言う魔の契約を結ばされますよね、笑
これは契約者もそうですが、iPhone自体もその契約を結んでいるのです。
それが何かと言えばSIMロックです。
理由②:アップルストアはSIMフリー
期間はそれぞれですが、キャリアでiPhoneを契約するともれなく一定期間は
「そのキャリアの回線しか使えない」というロックがiPhoneに施されます。
もし解除したければ所定期間が終了した後に、
わざわざ自分でそのロックを解除する手続きをしなければいけません。

別に回線が固定されてても問題なくない?
もちろんそのキャリアしか使う予定がなければよいのですが、
例えば格安シムに乗り換えたいとか、メルカリで出品したいとなったときに
SIMロックデバイスだと不利になります。
まあ小難しいことを考えなくとも
アップルストアで買ったiPhoneにはSIMロックなんかかかってないですよ、ということです。
さて、「毎年買い替えてもコストは変わらない」と息巻いたので証明しますよ。
1年おきに買い替えた場合
今回の計算で採用したのは、1年前のプロモデルである「iPhoneXS」です。
iPhoneが毎年同じような価格帯で発売され、中古市場も同じような価格帯で推移すると考えた場合
最新機種を毎年買い替えた時の2年間の使用コストは約8万円になります。
もう一度先ほどの比較表を見てみましょう。
◆比較表
iPhone11Pro | アップルストア | ドコモ | au | ソフトバンク |
---|---|---|---|---|
64GB | 106,800円 (80,100円) | 115,200円 (76,800円) | 115,733円 (67,227円) | 117,777円 (68,256円) |
128GB | 112,800円 (84,600円) | 129,600円 (86,400円) | 131,466円 (75,072円) | 135,111円 (76,920円) |
256GB | 144,800円 (108,600円) | 151,200円 (100,800円) | 155,066円 (86,880円) | 159,555円 (89,136円) |
そんなに変わらなくないですか?
2年でせいぜい1万円の差なのでひと月になおすと多くても500円位の差です。
(12,000円 / 24ヶ月=500円)
ちなみにこれは本体代だけでの比較です。
SIMフリーなら当然「格安シム」の利用が可能です。
そうなると一月あたり約5000円の節約になるので相当な開きが出てきます。
毎年買い替えれば「ずっと最新機種」
さて、前回の屈辱を晴らしました。(?)
普段は全然ガジェットのこととかは書かないのですが、これは普段から結構気になっていたことなので。
今回も無理やりビジネスの方向に持っていくとすると
ですね。
「毎年最新機種に乗り換える」とかなんかめちゃくちゃお金かかりそうじゃないですか。
でもそれはあくまで「格安シム」も「メルカリ」もなかった時代の常識であって
今は全然そんな事ないんですよね。
無理やり教訓じみたことはもう言わないですが
こういったように「印象とかイメージで意思決定をする」ということは少なくないので
ぜひ意思決定をする前は一度
と振り返ってみることをおすすめします。
このブログでは普段は「人を雇う・外注」の超具体的な方法とかその途中経過など
副業とかに役立つ情報をお届けしているので良かったら他の記事ものぞいてみてください。
ということで今回はここまでとします。
最近で一番時間がかかった記事だった。。。
最後まで読んでいただきありがとうございます!
