インプット用のYouTubeを”倍速”で見るのはナンセンスすぎる

YouTube 倍速合理的な生き方

NewsPicksの動画5倍速で見てるんだー。
時間の有効活用♪

こんにちは、マツオカです。

 

これまでエンタメがメインであったYouTubeも、ビジネス系とか教育系のチャンネルが多く登場してきて

勉強用にYouTubeを利用する方も増えてきました。

 

そんな中で、倍速機能を利用して視聴されている方も多いかもしれません。

もちろん倍速視聴が悪いわけではありませんが、

 

勉強用で倍速にするのはナンセンスかと。

 

今回は「インプット用のYouTubeは倍速で見ないほうがいい理由」についてまとめていきます。

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インプット→処理する時間が必要

YouTube 倍速

例えばYouTubeの最大倍率2倍とかで動画を見ていても(聞いていても)、何を言っているかは聞き取れるんですよね。

それでいて所要時間が半分になるのでメリットしか無いようにも思えるのですが、

 

それでは「処理」の時間が無いんですよね。

 

あくまで「聞ける」というのは「言葉を識別できる」という意味であって

「内容を理解できている」というわけではないんですよ。

 

インプット→プロセス

思考の定着とか、あるいはインプットから内容を体得してアウトプットするまでの流れは一般的に以下に集約されると言われています。

 

インプット→プロセス→アウトプット

 

インプットとアウトプットはよく使われるワードですよね。

「プロセス」はよく使われる「過程・流れ」という意味ではなく

「加工・処理」の意味です。フードプロセッサーのプロセスですね。

 

つまりインプットからアウトプットまでの間に

仕入れた情報を「砕いて理解する」というステップが必要だということ。

 

翻訳が不能に

ということで、ここで結論ですが、

倍速で再生すると内容が理解できない

ということです。

 

普段の会話とかだと聞いた内容を頭の中で自分の言葉に変換しながら話してるので

たまに「それどういうこと?」とかがありますが、倍速で見ると

 

頭の中で自分の言葉に変換する時間が短くなる

 

ということなので「それどういうこと?」が生まれにくいみたいな。

つまりこれが理解できていないということなのですが。

 

何度も言うようですが、これはビジネス系とかインプット用の動画の話です。

エンタメ系の動画であれば映像からも視覚的に情報が入ってくるので比較的見やすかったり

そもそも難しいことをやってないので理解が容易です。

 

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「プロセス」をすっ飛ばしがち

YouTube 倍速

ということで今回は「インプット用のYouTubeは倍速で見ないほうがいい」という内容でした。

まあ勉強しようと思うのであれば等倍で見るのが望ましいということですね。

 

今回はYouTubeを例にあげましたが、例えば本を読んだのに何も頭に残っていないみたいなことって少なくないと思うんですよね。

これも基本的に「プロセス」のパートが欠如していることが原因です。

「読み終わること」が目的になっちゃってるみたいな。

 

プロセス、プロセスってなんだよという感じかもしれませんが、インプットした情報を

”自分の言葉に”分解して理解しないとアウトプットもできない

ですからね。

 

「アウトプットができない」=「評価されるものが無い」なので

アウトプットの欠如はよくよく気をつけるべきポイントなのかなと思います。

 

このブログでは働き方や稼ぎ方に関する考察や、生活をちょっと豊かにする考え方、

あるいは僕は現在40人くらいのライターさんを雇ってメディア運営をしており

その経験なんかもシェアしているのでよかったら他の記事も読んでみて下さい。

 

ということで今回は以上になります。

最後まで読んでいただきありがとうございます!

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