よく「謙虚に生きろ」という言葉を耳にしますが、なぜ謙虚に生きる必要があるのでしょうか?
実際に、ビル・ゲイツ氏やマーク・ザッカーバーグ氏をはじめとする
世界の成功者たちの姿勢は常に謙虚です。
今回に記事では、
・なぜ謙虚でなければいけないのか? ・謙虚に生きることのメリットって? ・謙虚になるには?
といった疑問に答えます。
結論は、謙虚であることによって結果的により良い成果を出せるからです。
詳しく見ていきましょう。
「謙虚さ」とは
いうまでもなく「謙虚」とは「傲慢」の対義語です。
なので、傲慢に生きることのデメリットがそのまま謙虚に生きることのメリットになります。
まず、謙虚な人の特徴を見ていきましょう。
「謙虚に生きる」とは

謙虚な人の特徴
・相手の主張を引き出すのがうまい ・自分の非を認められる ・感謝を表現することを忘れない →いわゆる誠実で素直な人
謙虚に生きる→意見を引き出せる
謙虚な人は、もし相手の意見が自分と違う意見でも最初から否定はしません。
その代わりに相槌を打つなど一度相手を肯定的に受け止め、話を引き出す能力に長けています。
謙虚に生きる→非を認められる
謙虚な人はムダな虚勢を張っていないため、何か失敗をした際に素直に謝ることができます。
また人の失敗に対しても過度に非難したりはしません。
謙虚に生きる→感謝ができる
謙虚な人は相手に対して感謝の気持ちを伝えることに抵抗がないため、
しっかりと感謝の気持ちを伝えることができます。
誰とでも友好な関係を築くことができるため、人当たりがよいと評価されるのでしょう。
ここらへんは「誠実さ」とも言い表せますね。
「謙虚さ」を身につけることのメリット

次に、「謙虚さ」を身につけることの具体的なメリットを紹介します。
上記の特徴がそのままメリットにつながってきます。
謙虚に生きることの具体的なメリット
・相手の主張を引き出すことで新しい発見ができる
・自分の非を認めることで信頼関係を構築できる。
・向上心を維持できる
謙虚に生きる→新しい発見
”イノベーションの父”と呼ばれるシュンペーターは
「既存の要素の新たな組み合わせからイノベーションが生み出される」と説きました。
自分と違う意見であっても、それを引き出すことによって
自分では考えつかないようなアイデアが生まれる可能性は大きくあります。
謙虚に生きる→信頼関係を構築
たとえ失敗しても素直に謝ることができれば人からの信頼を必要以上にはなくしません。
こうして虚勢を張らなくてよいため、自分を見失わないというメリットがあります。
傲慢になるとつい自分を見失ってしまいがちになってしまいます。
謙虚に生きる→向上心
傲慢になると自然とそれ以上の成長はないと自分で思い込んでしまいます。
それも気づかぬうちに。いわばセルフマインドコントロールですね。
逆に謙虚に生きていると向上心を維持することができるといえるでしょう。
それにより印象や評価が上がりチャンスが巡ってきやすくなるというメリットがあります。
世の中の成功者たちはたまたま謙虚なわけでは無く、
ビルゲイツ氏やマークザッカーバーグ氏をはじめとする世界の成功者たちは
謙虚であることのこういったメリットを知っているから謙虚でいられるんでしょうね。
謙虚さを身につける方法

とはいっても、謙虚に生きるぞと思ってもすぐになれるものではありません。
常に謙虚で、謙遜のできる人間でいることを意識しましょう。
大事なのでもう一度言いますが、意識していないと謙虚な人間にはなれません。
謙虚になるには?意識するポイントは2つだけです。
・学ぶ姿勢を持つ
新しいことに出会った際、何か役に立つ情報はないかと目を皿にすることです。
そうすると自然と相手の話を引き出そうとするようにもなります。
・目標を見つけたらマネから始める
目標とする人物や、自分の先を進んでいる人を見つけたらまずはマネから始めることが大切です。
なぜなら目標とする人はたぶん失敗をしたらきちんと謝れる人ですよね。
無駄に虚勢を張ったりしないですよね。
話し方でもいいですし、しぐさでもいいのでまずはマネから始めてみましょう。
結論→「謙虚さ」を身につける努力をしよう

世界の成功者たちは間違いなく謙虚に生きることのメリットを知っています。
謙虚さを身につけることのメリット
・相手の主張を引き出すことで新しい発見ができる
・自分の非を認めることで信頼関係を構築できる
・向上心を維持できる
実は『イノベーションのジレンマ』で有名なクレイトン・クリステンセン氏がすでに
ハーバード大学ビジネススクールで「謙虚さ」をテーマにした講義を行っていました。
謙虚さと経済的リターンの関係性はすでにグローバルスタンダードだったんですよね。
言うなれば「謙虚に生きる」合理的な理由が記された本でもあります。
学生であろうが社会人であろうが謙虚に生きることによるメリットに変わりはありません。
今日からでも実践してみてください。
余談ですが自信と傲慢は明確に違うものです。
自信を持ちながら謙虚でいることはできます。
最後まで読んでいただきありがとうございます!
それではまた!