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文転する人って結構いるみたいだけど実際どうなんだろう。
こんにちは、マツオカです。
高校での大きな選択の一つとして「文理選択」があります。
高校1年とか2年での決断がそんな強いものなわけもなく
理系から文系に転向する「文転」は実はけっこう盛んに行われてたりするものです。
ちなみに理転はめったに無いですよね。
理系として頑張り続ける人からすると「文転は逃げだ!」とか思うかもしれませんが、実際は全然そんな事ありませんよ、笑
今回は受験と就活という観点から「僕が文転をおすすめする理由」について解説していこうと思います。
理由①:受験で有利になるから

僕が文転をおすすめする一つの大きな理由は「受験で圧倒的に有利になるから」です。
僕は1年浪人生を経験しましたが、高校3年生の頃はバリバリの理系で数Ⅲまで勉強していました。
ですが現役の頃から、自分が大学で研究に打ち込むのはイメージできずに
何となく文理混合のような学部に行くことになるのかと思っていました。
そして浪人を期に思い切って文転したのですがそれが大正解でした。
↓僕の浪人時代の腐った人生について↓

理系が文系数学を解くのはチート
何が良かったかと言うと、「数学」です。
「文系学部の受験なのに数学?」と思う方もいるかも知れませんが、受験科目にあるんです。
学校にもよるかもしれませんが大抵の学部では選択科目で数学が選択可能です。
文系学部に向けた数学の問題って本来の難易度(国語や日本史)よりもかなり低いんですよね。
体感的には必要な偏差値が5くらい下がるイメージ。
こんなのチートですよね。早慶がMARCHとかの難易度になるわけですから。
やりたいことが決まってるわけでもなく、とりあえず高学歴と思っている理系の方はこれを使わない手はないです。
理由②:就活で有利になるから

僕が文転をおすすめする2つ目の理由は「就活で有利になるから」です。
「理系のほうが就活は有利なのでは?」と思われるかもしれませんが、これは大きな間違いです。
当然、理系で4年間研究していた内容を活かせる企業に就職するのであれば理系一択なのですが、
そうでない企業に就職するとなった場合はそれは大きく変わってくるんですよ。
例えばIT企業に就職する場合、一つの研究分野に特化した理系の学生(情報系以外)の場合、その研究領域が仕事に生かされることは基本的にないですよね。
それに対して経営・経済・法といった学問はいくらでも活かす場面はあります(ちゃんと学んでいれば)。
加えて、もともと理系で論理的思考力が鍛えられているとなれば、もはや言うまでもないですよね。
このような観点から、理系学生の文転は就活でも有利になると言えるわけです。
注意:ただし「数学が苦手だから文転」は除く
すこし辛辣なことを言うと、「数学が苦手だから文転」という理由での文転は有利には働きません。
これは受験でもそうです。数学が苦手なら文系数学だろうとそこで無双はできません。
そして就活だともっと悪く影響してきて、
「苦手なことからは逃げる学生」というレッテルを貼られかねません。
そうなると有利どころか落とされますよね、圧倒的に不利です。
まあ「文系でやりたいことが〜」とか言ってごまかせばいいだけなのかもしれませんが。
<逃げ切れ>文転が最強コース

今回は受験と就活という観点から「僕が文転をおすすめする理由」について解説しました。
結論としては、やはり理系からの文転が最強コースです。
それも数学が得意であればあるほどチートの効果は増します。
さらに、大学でもしっかり学んでいれば就活でも有利になりますよね。
逃げと言うなら言わせておけばよいのです。
とはいっても、結局は就活はポテンシャル採用ですし、文系理系があまり関係ないような場面もありますけどね。
文系の大学生活は「人生の夏休み」と形容されることもあるくらいなので、
せっかく高い志を持って文転しても、周囲に流されて4年間を棒に振る可能性もあります。
メリット・デメリットを比較しながら、将来についてじっくり考えてみて下さい。
今回は以上とします。
最後まで読んでいただきありがとうございます!
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