こんにちは、ショーンです。
就職先に求める要素っていろいろあると思いますが、
最低限、ブラック企業だけは避けたいところではありますよね。
ただ、企業もバカではないのでリクナビやマイナビといった就活サービスに
「自社はブラックなので来ない方がいいです」とは書いてないわけです。当たり前ですが。
そして残念なことに、
たとえ有名な”人気企業”であっても実際はけっこうブラックな職場環境なんてこともあります。
今回の記事では、見分けることが難しい「ブラック企業」の見極め方について解説していきます。
その方法は「社員の声・厚労省のリスト・ビジネスモデル」を見ることです。
詳しく見ていきましょう。
ブラック企業の見極め方

社員の口コミから
繰り返しですが、ブラック企業を見極めるのは意外に難しいです。
実際に働いてみないとわからないこともたくさんあるでしょう。
また、ブラックな職場といっても色々種類があるのも事実です。
・残業が多すぎる
・残業代が支払われない
・ハラスメント天国
などなどそれらを全部調べるのはなかなか骨が折れます。
そこで有効なのが、「実際に働いたことのある人の声をきく」ことです。
例えばopenwork(旧Vorkers)というサービスは
実際にその企業で働いたことのある人が口コミを投稿するサービスで
企業が0~5までの総合評価を見ることができます。
目安として3未満はブラックな可能性が高いと言われています。
実際の現場を知っている人の声なので、
採用担当や広報の方からは聞けないリアルにより近い情報が得られて
就活には普通に役立ちますね。
僕も登録してますが月1000円くらいだったと思います。
厚生労働省の公開してるリストから

驚くことに厚生労働省もブラック企業を公表しています。
しかも実名で。すごくないですか?
これは実際の声とかではなく「労働基準関係法令」に
違反している企業をリストアップしてるものですが、
実際の事案なども載っていて興味深いですね。
有名な”人気企業”も載っていてちょっと驚きますよ。
ビジネスモデルから

これも見落としがちですが、
業績の芳しくない企業はやはりどうしてもブラックな職場環境になりがちです。
特に市場全体の成長が停滞してる業界などは注意した方がよさそうです。
業界で選ぶなら業界全体が成業してる産業がいいですね。
例えばIT、特にソフトウェアは成長産業の筆頭ですが
オンライン広告業界や美容産業なども成長産業とされてますね。
成長できない職場も”ブラック”です

ここまでは世間一般に言われているブラック企業について言及してきましたが、
それ以外にもブラックな職場だなと思う特徴があります。
それは「自分の市場価値を向上させられない職場環境」です。
トヨタ自動車の社長が「終身雇用の限界宣言」をしたことは記憶に新しいですが、
一つの企業で定年まで働き続けるというのは実際にかなり難しくなっています。

かなりの確率で転職を経験する
これはつまり、かなりの確率で転職を経験するということですが、
転職する際は言うまでもなく「自分の市場価値」で勝負するしかありません。
というより、転職エージェントのビジネスモデル上、
現状では実際の市場価値よりも低い価格で買いたたかれることが多いようです。
参考動画を載せておきます。
これの3分2秒あたりから転職エージェントの注意点が解説されています。
成長して市場価値を高める
上の動画でも言及されてましたが、今の会社に定年までいられる方はいいですが、
それ以外のこれから就職する方などは
仕事を通して成長し、自分の市場価値をいかに高めるかにフォーカスした方がよさそうですね。
まとめ

就職先に求める要素っていろいろありますし、数えだしたらきりがないですが
やはり最低限、ブラック企業だけは避けたいところですよね。
今回は一般的な定義の”ブラック企業”に加えて、
僕の考える”ブラック企業”についても紹介しました。
「ブラックな職場からは逃げるべき」というのは正論ではあるものの
いざ行動に移すのはなかなかハードルが高いですし
なるべく最初から避けた方がいいですね。
このブログではほかにも
本当に隠れてる隠れ優良企業の探し方なども紹介してるので
お時間があればそちらもご覧ください。
では今回はここら辺でおしまいにします。