近年、金融業界の就職先ランキングは下降傾向にありますが、
大手金融で採用される学生は東大、早慶をはじめとする難関大出身者が大半を占めていて
就職先として未だに根強い人気を誇っています。
特にメガバンクは定員を大きく削減しており就職する難易度はむしろ上がっているといえます。
そんな中で
金融業界に就職したいけど何をすればいいかわからない
志望動機の裏付けが何となくありきたりになってしまう
という就活生の方も多いのではないでしょうか。
今回の記事ではそんな疑問に答えます。
結論は「実際に株のトレードを始めてみる」です。
詳しく見ていきましょう。
面接官が知りたいのは”あなたの”こと

いかに差別化を図るか
当然のことですが、面接官が知りたいのはあなた自身のことです。
ある程度は仕方のないことですが、
自己PRや志望動機は結局どの就活生も同じようなものになってしまうので
それだけではほかの就活生と差別化を図ることは難しいんです。
そこで重要になってくるのが「志望動機の裏付け」です。
志望動機の裏付けは、それぞれの過去の経験からなぜその業界なのか、なぜその企業なのか
を面接官に伝える為に説明することですが、
ここでいかにほかの就活生と差別化を図れるかが重要になってきます。
ここで一つ質問です。
あなたには志望動機の裏付けになりうる過去の経験がありますか?
この記事を読んでいる方の回答はたぶん「ない」ですよね。
でも大丈夫です。
なければ作ればいいだけの話です。
志望動機の裏付けをつくるのにおすすめなのが「実際に株のトレードを始めてみる」ことです。
なぜ株のトレードなのか

一番わかりやすいのは、金融に興味があるというアピールになるからですね。
そしてアピールになるだけでなく、実際に学ぶこともあるからです。例えば
実際に株のトレードをやってみると、いろんなことが起きますし、いろんなことに気づきます。
少し得をしたり、逆に少し損をしたり。
普段は気にしないようなちょっとしたニュースで株価が大きく動いたり。
そのような経験を踏まえたうえで
「金融にはこんな役割があるのではないかと私は思います。というのも、~で、具体的には…」
と面接の際に語ればよいのです。
大学で教わったことや先輩から聞いたことを話すのも悪くないですが、
自分から主体的に行動して得た経験を話す方が圧倒的に重みがありますよね。
また注意しておきたいのは、FXではなく株式投資ということです。
というのも、多くの就活生は業界研究や企業研究をすると思いますが
それはすべて「就活生視点」です。
実際に株式投資をすることによって「投資家視点」で企業を見ることができるようになります。
具体的に言うと、就活生視点の企業研究といえば
募集要項から初任給と福利厚生を見る程度かもしれませんが
投資家として事業の成長性や持続性を考えることができれば
ほかの就活生にはない圧倒的な強みになります。
実際に株のトレードを始めてみることのメリット
・それ自体が志望動機の裏付けになる
・行動力の証明になる
・企業研究になる
・多少なりとも金融についての知識が身につく
始めやすい株式投資のおすすめ

僕もそうだったんですが、株を始めるってけっこう勇気がいりますよね。
僕も株のこととかよくわからなかったですし、損しそうだし、不安だらけでした。
その点ネット証券やスマホだけでできるものだとけっこう簡単に始められますし、
手数料も安いのでかなり敷居は低いと思います。
僕のおすすめは「カブドットコム証券」と「ワンタップバイ」というスマホだけでできるものです。
この二つは実際に僕も使っていて、僕はスマホでの使いやすさを重視して選んだのですが、
どちらも非常に使いやすいです。
まあ収益は微々たるものですが。
特に 「ワンタップバイ」 の方は直感的に操作できてストレスがないですね。
「カブドットコム証券」 は機能が多いので
ちょっと上級者向けかもと思うことがたまにあります。

その他にもSBI証券や松井証券なんかはかなり評判がいいですね。
詳しく比較されているサイトを紹介しておきます。

まとめ

金融業界に就職するために就活生が準備すべきことは志望動機の裏付けをつくることです。
具体的には「実際に株のトレードを始めてみる」ことをおすすめします。
そのメリットは
・それ自体が志望動機の裏付けになる
・行動力の証明になる
・企業研究になる
・多少なりとも金融についての知識が身につく
です。
今回紹介した証券会社はどれも1,000円くらいからでも始めれるのでリスクは高くないと思います。
しかし、やろうと思っても実際に行動に移す人はごく少数です。
逆に言えば行動できるということはそれだけで強みになるのでぜひチャレンジしてみてください。
僕もこのブログやプログラミング学習を引き続き継続していきます。